蒟蒻糊(読み)こんにゃくのり

精選版 日本国語大辞典 「蒟蒻糊」の意味・読み・例文・類語

こんにゃく‐のり【蒟蒻糊】

  1. 〘 名詞 〙 こんにゃくの球茎を乾燥して粉末とし、水に溶解させてつくる糊。耐熱耐寒性にすぐれ、粘着力が強いので、糊剤・塗料・壁土粘着剤などに広く用いられる。
    1. [初出の実例]「肉桂の口にひりつく冬がれに〈升六〉 蒟蒻糊を鼠いやがる〈升岳〉」(出典:俳諧・俳諧新深川(1811頃か)附録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む