蒲沼里(読み)かばぬまのさと

日本歴史地名大系 「蒲沼里」の解説

蒲沼里
かばぬまのさと

古代郷里制下の月間つくま郷の里。天平七年(七三五)一〇月の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡概報」二二―二七頁)に「築間郷蒲沼里」とみえる。「蒲」の一字が共通することから、伊勢神宮領蒲屋かばや御厨との関連を指摘する説がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む