蒲生駅(読み)かもうのえき

日本歴史地名大系 「蒲生駅」の解説

蒲生駅
かもうのえき

「延喜式」兵部省諸国駅伝馬条にみえる西海道の駅で、駅馬五疋が置かれていた。「日本後紀」延暦二三年(八〇四)三月二五日条に「大宰府言、大隅国桑原郡蒲生駅与薩摩国薩摩郡田尻駅、相去遥遠、逓送艱苦、伏望置駅於薩摩郡櫟野村、以息民苦、許之」とある。これによると、この時期までは薩摩国田尻(たしり)駅から国界を越えて大隅国蒲生駅が結ばれていたが、距離的に遠いことを理由に国界近くの薩摩側に新駅として櫟野(いちいの)駅を設置、蒲生駅は櫟野駅と結ばれることになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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