…分布は広く,北半球の温帯~熱帯からオーストラリアまである。ガマの花粉を蒲黄(ほおう)といい,乾燥したものを止血剤として用いた。〈因幡の白兎〉の民話で,赤裸のウサギがガマの穂にくるまったのも,この止血作用を利用したものであろう。…
※「蒲黄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...