精選版 日本国語大辞典 「蒲黄」の意味・読み・例文・類語 ほ‐おう‥ワウ【蒲黄】 〘 名詞 〙 蒲(がま)の穂の表面に生じる黄色な花粉。止血、下熱、利尿薬に用いる。《 季語・夏 》 〔本草和名(918頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の蒲黄の言及 【ガマ(蒲)】より …分布は広く,北半球の温帯~熱帯からオーストラリアまである。ガマの花粉を蒲黄(ほおう)といい,乾燥したものを止血剤として用いた。〈因幡の白兎〉の民話で,赤裸のウサギがガマの穂にくるまったのも,この止血作用を利用したものであろう。… ※「蒲黄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by