デジタル大辞泉 「蒸ける」の意味・読み・例文・類語 ふ・ける【▽蒸ける】 [動カ下一][文]ふ・く[カ下二]1 むされてやわらかくなる。「芋が―・ける」2 穀物が、湿気や熱気で変質する。「米が―・ける」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蒸ける」の意味・読み・例文・類語 ふ・ける【蒸】 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙① 湿気や熱気でいたむ。蒸れたり湿ったりして腐る。[初出の実例]「おととしの米ふけ候には、あら御座候共」(出典:梅津政景日記‐慶長一七年(1612)四月一九日)② 芋などが、むされて柔らかくなる。また、御飯が炊きあがる。[初出の実例]「ブツブツと飯のふける音」(出典:彼女とゴミ箱(1931)〈一瀬直行〉橋下のルンペン) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例