蒸気表(読み)じょうきひょう(その他表記)steam table

翻訳|steam table

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蒸気表」の意味・わかりやすい解説

蒸気表
じょうきひょう
steam table

蒸気や水のエンタルピーエントロピーなどの熱力学的性質を表わした数表。工業上蒸気を利用することが多く,蒸気の性質を正確に知る必要があるが,蒸気の性質は非常に複雑で簡単な状態式で表現するのは困難である。そこで蒸気の各状態値についてその実測値をまとめて表および図 (蒸気線図といい,蒸気表と対で用いられることが多い) にしてこれを利用する。現在日本で用いられている蒸気表は 1981年に日本機械学会から出版されたもので,これは 67年の実用国際状態式に基づいて作成されたものであり,三重点 (0.01℃) における水のエンタルピーおよびエントロピーを0として各種の温度圧力での蒸気のエンタルピー,エントロピーおよび比容積などが示されている。蒸気線図としてはエンタルピー-エントロピー線図 (モリエ線図 ) が用いられている。

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