化学辞典 第2版 「モリエ線図」の解説
モリエ線図
モリエセンズ
Mollier diagram
ドイツのR. Mollierによって考案された,蒸気の状態の変化に要する,あるいは変化により得られるエネルギーの熱当量を容易に求められるようにした線図.エンタルピーiとエントロピーSとを直角座標軸(i-S線図)にとって,蒸気の圧力,温度,比容積を図中に表してある.i-S線図のかわりにi-p線図(pは圧力),i-H線図(Hは絶対温度)をモリエ線図とよぶこともある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報