蓐食(読み)じょくしょく

精選版 日本国語大辞典 「蓐食」の意味・読み・例文・類語

じょく‐しょく【蓐食】

  1. 〘 名詞 〙 旅立つ時などに、朝早く寝床で食事をすること。
    1. [初出の実例]「戍夫朝蓐食、戎馬寒鳴」(出典経国集(827)一三・奉試賦得隴頭秋月明〈小野篁〉)
    2. 「櫓鼓、寅の時に枹を揚げ、連撃して辰に達す。観る者、蓐食して往く」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐文公七年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む