デジタル大辞泉プラス 「蓮台寺柿」の解説 蓮台寺柿 三重県伊勢市勢田町南部の山地で生産される渋柿。炭酸ガスで渋抜きして出荷される。果肉は柔らかく、とろけるような甘さに仕上がる。この地にはかつて鼓嶽山蓮台寺という寺があり、蓮台寺と通称されてきた。柿の名もその地名に由来する。弘法大師が食して気に入り、広く栽培するよう勧めたとの伝説が残る。市の天然記念物に指定されているほか、県により「みえの伝統果実」にも選定されている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報