蓼酢(読み)タデス

デジタル大辞泉 「蓼酢」の意味・読み・例文・類語

たで‐す【×蓼酢】

《「たでず」とも》タデの葉をすりつぶし、酢とだしをまぜたもの。アユ塩焼きなどに添える。

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精選版 日本国語大辞典 「蓼酢」の意味・読み・例文・類語

たで‐す【蓼酢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たでず」とも )
  2. タデの葉をすって酢ですりのばした調味料。夏、アユなどの塩焼きに用いる。
    1. [初出の実例]「鳥を差味にして参する事〈略〉蓼酢にて参らすべし」(出典:四条流庖丁書(1489))
  3. ( 色が似ているところから ) =こいちゃ(濃茶)
    1. [初出の実例]「四畳半たで酢をまはしまはしのみ」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二〇)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「蓼酢」の解説

たでず【蓼酢】

たでの葉をすりつぶして入れた酢。あゆの塩焼きなどに添える。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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