しと・む【蔀】
- [ 1 ] 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 風雨などを防ぐために蔀などを設ける。また、波で積荷が濡れないように、苫(とま)、莚(むしろ)などで囲う。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
- [初出の実例]「おもてにたてをしとませ」(出典:幸若・敦盛(室町末‐近世初))
- [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 [ 一 ]に同じ。
- [初出の実例]「かべは杉の青葉にてしとめ」(出典:宗湛日記‐天正一六年(1588))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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