蔵む(読み)キスム

デジタル大辞泉 「蔵む」の意味・読み・例文・類語

きす・む【蔵む】

[動マ四]大切におさめる。
いなだきに―・める玉は二つなしかにもかくにも君がまにまに」〈・四一二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「蔵む」の意味・読み・例文・類語

きす・む【蔵】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 かくし、しまう。おさめる。
    1. [初出の実例]「『縫へる衣を櫃(ひつ)の底に蔵(きすめ)るが如し』とまをしき」(出典播磨風土記(715頃)賀茂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android