蕩心(読み)トウシン

精選版 日本国語大辞典 「蕩心」の意味・読み・例文・類語

とう‐しんタウ‥【蕩心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 心をとろかすこと。〔宋史‐范祖禹伝〕
  3. しまりのない心。だらしない心。
  4. 遊蕩にふける心。淫蕩な気分
    1. [初出の実例]「大体カマキリとか、イソギンチャクとか、電気くらげとか、そういう文字づらを見ただけで、そぞろ蕩心(トウシン)をさそわれてニタラニタラする」(出典:にんげん動物園(1981)〈中島梓〉六九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む