精選版 日本国語大辞典 「薄様重」の意味・読み・例文・類語 うすよう‐がさねうすヤウ‥【薄様重】 〘 名詞 〙 色を濃淡に染めた薄い雁皮紙(がんぴし)を、各色いろいろに組み合わせ、組まれた色により四季の草花になぞらえて名前を付けたもの。たとえば、白と蘇芳(すおう)を梅重ね、青と白とを松重ねというなど。これを詠草や畳紙(たとう)に用いた。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例