コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

詠草 エイソウ

デジタル大辞泉の解説

えい‐そう〔‐サウ〕【詠草】

詠んだ歌や俳諧を紙に書いたもの。詠進をするときなどの公式の竪(たて)草と、添削を請うときなどの折り詠草とがある。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

えいそう【詠草】

個人の和歌・家集の草稿。竪詠草・横詠草などの形式がある。歌稿。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

詠草
えいそう

詠歌の草稿が原義で、中世以降竪(たて)詠草と横(よこ)詠草とがあった。公式歌会の歌稿には竪詠草が用いられ、懐紙または短冊(たんざく)に清書し詠進された。これが転じて、懐紙、短冊などに書かれたものが懐紙詠草、短冊詠草などとよばれるようになった。横詠草とは折紙(おりがみ)詠草のことで、添削を請う場合などに用いる。また、個人の歌の集成を『長秋詠藻』(藤原俊成(しゅんぜい))などと自称し、『菅家詠草』(菅原道真(すがわらのみちざね))などと後世通称した。[橋本不美男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

詠草の関連キーワード小沢蘆庵・小沢芦庵折り詠草・折詠草上田甲斐子隅田 葉吉言の葉の道十市遠忠貞敬親王貞清親王行き詰む加納諸平芳賀真咲岩山道堅真鍋豊平冷泉持為井伊宜子岩崎美隆貞敦親王赤尾可官石川依平中村良顕

今日のキーワード

吝か

[形動][文][ナリ]1 (「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。喜んで…する。「協力するに吝かではない」2 思い切りの悪いさま。「民衆も天才を認めることに―であるとは信じ難い」〈芥川...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

詠草の関連情報