薔薇疹(読み)ばらしん

精選版 日本国語大辞典 「薔薇疹」の意味・読み・例文・類語

ばら‐しん【薔薇疹】

〘名〙 皮膚に発するエンドウ豆大から、爪ぐらいまでの大きさの紅斑。梅毒性のものと、腸チフスばら疹が代表的。しょうびしん。
※海と毒薬(1957)〈遠藤周作〉一「薔薇疹(バラシン)はもと通りですが耳から膿が出はじめました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android