薔薇疹(読み)ばらしん

精選版 日本国語大辞典 「薔薇疹」の意味・読み・例文・類語

ばら‐しん【薔薇疹】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚に発するエンドウ豆大から、爪ぐらいまでの大きさの紅斑。梅毒性のものと、腸チフスばら疹が代表的。しょうびしん。
    1. [初出の実例]「薔薇疹(バラシン)はもと通りですが耳から膿が出はじめました」(出典:海と毒薬(1957)〈遠藤周作〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む