薔薇疹(読み)ばらしん

精選版 日本国語大辞典 「薔薇疹」の意味・読み・例文・類語

ばら‐しん【薔薇疹】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚に発するエンドウ豆大から、爪ぐらいまでの大きさの紅斑。梅毒性のものと、腸チフスばら疹が代表的。しょうびしん。
    1. [初出の実例]「薔薇疹(バラシン)はもと通りですが耳から膿が出はじめました」(出典:海と毒薬(1957)〈遠藤周作〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む