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毒薬 どくやく deadly poison

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

毒薬
どくやく
deadly poison

毒性が強く,少量で生命に危険を及ぼすおそれのある医薬品厚生大臣が指定したもの。経口致死量が 30mg/kg (体重) 以下のものをいう。容器には黒地に白枠,白字で「毒」の文字を表示し,ほかの薬と区別して,鍵のかかるところに保管しなければならない。

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デジタル大辞泉の解説

どく‐やく【毒薬】

微量で激しい作用をもち、生命の危険を起こす薬物。薬事法によって厚生労働大臣が指定する医薬品で、劇薬より作用が激しいもの。

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百科事典マイペディアの解説

毒薬【どくやく】

医薬品のうち微量で激しい作用を現すもので,薬事法の規定により厚生大臣が劇薬とともに指定。標示には,黒地に白枠(わく),白字で薬品名および〈毒〉の字を記載し,他の薬品と区別して錠のかかる場所に貯蔵しなければならない。
→関連項目アトロピンエメチンストロファンチン

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デジタル大辞泉プラスの解説

毒薬

米国の作家エド・マクベインの警察小説(1987)。原題《Poison》。「87分署シリーズ

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世界大百科事典 第2版の解説

どくやく【毒薬】

薬事法に基づき厚生大臣が指定する薬物。医薬品のうち,毒性が強い,中毒量と常用量が接近している,副作用の発現率が高い,常用量で激しい薬理作用をもつなど,使用量を誤ると危険な薬物は毒薬あるいは劇薬に指定される。このうち,通常,劇薬よりも10倍以上毒性の強いものが毒薬に指定される。直接の容器,包装には黒地に白枠,白字で品名と〈毒〉の文字を記載し,鍵のかかる場所に貯蔵,陳列することとされている。【松谷 剛志】

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大辞林 第三版の解説

どくやく【毒薬】

毒性が強い医薬品。劇薬より作用の著しいもので、厚生労働大臣により指定される。毒剤。 → 劇薬

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

毒薬
どくやく

薬事法で「毒性が強いものとして厚生労働大臣が指定する医薬品」と規定されている。毒薬指示の根拠は、急性毒性で50%致死量(LD50)が経口投与で体重1キログラムにつき30ミリグラム以下、皮下投与で同20ミリグラム以下、静脈内あるいは腹腔(ふくくう)内投与で同10ミリグラム以下を基準とし、そのほか慢性または亜急性毒性の強いもの、安全域の狭いもの、副作用発現率が高くかつ重篤なものがあげられる。業務上、毒薬を取り扱う者は、毒薬を鍵(かぎ)のかかるところに保管することが義務づけられている。毒薬の表示は、直接の容器または被包に、黒地に白枠、白字で品名および「毒」の文字を記載することとなっている。原薬が毒薬に指定されていても、希釈された製剤は劇薬となることが多い。毒薬の例としては、ジギトキシン、ジゴキシン、塩酸モルヒネ、硫酸アトロピンなどがある。[幸保文治]

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世界大百科事典内の毒薬の言及

【劇薬】より

…毒性が強く中毒量と常用量がきわめて接近しているもの,副作用の発現率が高いもの,常用量で激しい薬理作用を示すものなど,使用法を誤ると危険なものが指定される。同様の主旨で指定されるものに毒薬があるが,通常劇薬の毒性は毒薬の約1/10。おおむね50%致死量が1kgあたり300mg以下のものが劇薬に指定されている。…

【毒】より

…また,このような毒性を現した生体の重篤な状態または現象を急性中毒および慢性中毒という。
[毒薬]
 毒薬とは毒性が強く,〈薬事法〉により厚生大臣に指定された医薬品をいう。毒薬指定の基準は,(1)急性毒性として動物の50%を死亡させる用量(LD50)が,経口,皮下,静脈内(または腹腔内)投与で体重1kg当りそれぞれ30,20,10mg以下のもの,または,(2)動物実験で慢性毒性(薬物投与期間が通常6ヵ月ないし2年)または亜慢性毒性(1ヵ月ないし3ヵ月)が強く,あるいは安全域(薬効量と致死量の差)が狭いもの,または,(3)臨床的に薬効量と中毒量が接近し,有害作用が強く,またはそのおそれが強いもの,とされている。…

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