デジタル大辞泉 「薩摩硫黄島」の意味・読み・例文・類語
さつま‐いおうじま〔‐いわうじま〕【薩摩硫黄島】
Satsuma-Io island
薩摩半島の南端から南南西約40km,鬼界カルデラの北西端に位置する,東西5.5km, 南北4kmの火山島。活火山であり常時観測火山に選定されている。鬼界ガ島とも。島の北端から南西の長浜港に続く崖がカルデラ壁で,この崖の北西側がカルデラの外側に当たり,古い小型の成層火山の断片と火砕岩台地からなる。崖の南東側は,カルデラ床に当たる。玄武岩の火砕物・溶岩からなる稲村岳と流紋岩の溶岩・火砕岩からなる硫黄岳は後カルデラ火山である。硫黄岳の山頂火口周辺は噴気活動が盛んで,岩石は白色珪化変質を受け,昇華硫黄が着生している。珪化変質岩は珪石として採掘されている。多くの温泉がある。参考文献:小野晃司ほか(1982) 1/5万図幅「薩摩硫黄島」,地調
執筆者:曽屋 龍典・竹下 欣宏
参照項目:鬼界カルデラ
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
「硫黄島」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…薩摩硫黄島,鬼界ヶ島ともいう。鹿児島県薩摩半島南岸の南方約50kmの東シナ海にある火山島。…
※「薩摩硫黄島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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