薩摩飛脚(読み)サツマビキャク

デジタル大辞泉 「薩摩飛脚」の意味・読み・例文・類語

さつま‐びきゃく【×薩摩飛脚】

薩摩国へ行く飛脚
江戸時代薩摩藩国情の漏れるのを恐れて領内に入った他国の者の出国を許さなかったことから》行ったきりで帰らないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「薩摩飛脚」の意味・読み・例文・類語

さつま‐びきゃく【薩摩飛脚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 薩摩国(鹿児島県)へ行く飛脚。
  3. ( 江戸時代、薩摩国が国情の漏れるのを恐れ、いったん入国した者は生きて帰さないといわれたところから ) 再び帰らないことのたとえにいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android