薫り(読み)かおり

精選版 日本国語大辞典 「薫り」の意味・読み・例文・類語

かおりかをり【薫・香】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「かおる(薫)」の連用形名詞化 )
  2. よいにおい。香(か)
    1. [初出の実例]「近き花橘のかほりなつかしくにほひて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花散里)
  3. 美しい色つや。つややかな美しさ。
    1. [初出の実例]「のどかに、恥づかしきさまも、やう離れて、かをりをかしき顔ざまなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android