薫り(読み)かおり

精選版 日本国語大辞典 「薫り」の意味・読み・例文・類語

かおりかをり【薫・香】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「かおる(薫)」の連用形名詞化 )
  2. よいにおい。香(か)
    1. [初出の実例]「近き花橘のかほりなつかしくにほひて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花散里)
  3. 美しい色つや。つややかな美しさ。
    1. [初出の実例]「のどかに、恥づかしきさまも、やう離れて、かをりをかしき顔ざまなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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