薫香(読み)クンコウ

デジタル大辞泉 「薫香」の意味・読み・例文・類語

くん‐こう〔‐カウ〕【薫香】

よいかおり。芳香
練り香など、くゆらせてよいかおりを立てるための香料。たきもの。「薫香をたく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「薫香」の意味・読み・例文・類語

くん‐こう‥カウ【薫香】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よいかおり。芳香。
    1. [初出の実例]「五節人々志薫香」(出典御堂関白記‐寛仁元年(1017)一一月一九日)
  3. くゆらせてよいかおりをたてさせるためのもの。特に、薫物(たきもの)
    1. [初出の実例]「参一品宮、退出後、献彼宮薫炉并薫香等」(出典:御堂関白記‐寛仁二年(1018)一一月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む