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薬づけ くすりづけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

薬づけ
くすりづけ

日本の医療現場にみられる,過剰な投薬のこと。医療保険における診療報酬の中で,薬価の益差の占める割合が大きいため,医師が診療の上で投薬すればするほど診療報酬がふえる仕組みとなっていること,そのため医薬分業が十分進まないこと,患者の中にも薬信仰がみられることなどから,過剰な投薬,診療が行われやすい。こうした傾向を憂慮した厚生省 (現厚生労働省) では 1992年より新しく加重平均方式薬価基準を導入し,薬価益差の縮小と医薬分業の進展をはかっている。また,薬には副作用等の危険もあることを,患者に啓蒙する必要も指摘されている。

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