精選版 日本国語大辞典 「薬枡」の意味・読み・例文・類語 くすり‐ます【薬枡】 〘 名詞 〙 平安時代、薬の量をはかるのに用いた枡(ます)。大小二種あり、大枡は水薬、小枡は散薬をはかる時に用いられた。大枡一杯は九合(約一・六リットル)、小枡一杯は二合二勺五才(約〇・四リットル)にあたる。[初出の実例]「称一箇。薬斗一口。薬升一口」(出典:延喜式(927)三七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例