薬欄(読み)やくらん

精選版 日本国語大辞典 「薬欄」の意味・読み・例文・類語

やく‐らん【薬欄】

  1. 〘 名詞 〙 薬草を栽培する所のかこい。転じて、薬草園
    1. [初出の実例]「薬欄に日霽れて秋の雪を曝し、雲碓に水急しうして暁の霜を舂く〈惟宗孝言〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐賓至詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android