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藁算 ワラサン

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デジタル大辞泉の解説

わら‐さん【×藁算】

藁に結び目を作って数量などを表す方法。結縄(けつじょう)の一種で、沖縄では藺(い)やガジュマルの根などを用いて20世紀初頭まで行われた。

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大辞林 第三版の解説

わらさん【藁算】

結縄けつじようの一種。藁・藺などに結び目を作り、数量などを表すもの。沖縄で、二〇世紀初頭まで、普通に用いられていた。さん。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の藁算の言及

【結縄】より

…文字をもたない未開社会にはしばしばこのような習慣があり,中国,日本,南北アメリカ,オーストラリアなどにそのなごりをとどめている。とくに古代ペルー(インカ帝国)のキープquipuと沖縄の藁算(わらざん)は有名である。インカにおけるキープは文字に代わる唯一の記録法で,これを使ってインカは自国の人口調査や統計,穀物倉庫の貯蔵量,軍隊の人数,採金の量などあらゆるものを記録し,統計をとって保存していた。…

【結び】より

…中国には〈結縄の政〉という言葉があり,周易の《繫辞》下伝には〈上古結縄而治,後世聖人易之以書契〉とあって,中国においても文字以前に〈結び〉による伝達方法のあったことを伝えている。一方,沖縄では第2次世界大戦中まで藁(わら)を用いた〈藁算〉が文字を知らない民衆の間で,数量の記録,計算,納税事務などの算法として使われていた。藁算の場合,桁は枝の分岐によって区別し,輪結びは5を表した。…

※「藁算」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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