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藤八五文 とうはちごもん

大辞林 第三版の解説

とうはちごもん【藤八五文】

文政(1818~1830)の頃江戸市中で五文の薬を売り歩いた薬売り。二人連れで、互いに「藤八」「五文」と応じ合い、最後に声を合わせて「奇妙」と叫び、評判となった。藤八。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の藤八五文の言及

【呼売】より

…すでに古代に市で呼声をあげて売る者があったことが《日本霊異記》にみえ,中世の呼売商人の姿は〈職人歌合〉などに多くみられるが,以下では,江戸時代の随筆類にみえる当時の呼売商人の売声のいくつかを紹介する。文化・文政(1804‐30)のころ,江戸に1~2人あるいは4~5人で〈藤八,五文,奇妙〉と呼びながら薬を売る者があって〈藤八五文〉の薬として知られた。また鼠取薬売は〈石見銀山ねずみとり薬〉と書いた長さ5尺ほどの幟をもって,京坂では〈猫いらず鼠とりぐすり〉と言い,江戸では〈いたずらものは居ないかな〉とも言った。…

※「藤八五文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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