精選版 日本国語大辞典 「文章生」の意味・読み・例文・類語
もんじょう‐しょう モンジャウシャウ【文章生】
もんぞう‐しょう モンザウシャウ【文章生】
〘名〙 =もんじょうしょう(文章生)
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…しかし,一般知識社会においても,特殊な政治・道徳の理論よりも,史書・文章のほうが日常親しみやすいので,その専攻学科の設置が望まれるに至り,紀伝道が生まれることとなった。設置の最初は,奈良時代の半ばころ,728年(神亀5),文章博士(もんじようはかせ)1人が置かれ,ついで730年(天平2)に文章生20人が置かれたのに始まる。やがて平安時代に入ると,紀伝道は急激に隆盛になり,学問の代表的なものとされて,まったく貴族的なものになった。…
※「文章生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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