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藤原実範 ふじわらの さねのり

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤原実範 ふじわらの-さねのり

?-? 平安時代中期の官吏,漢詩人。
南家藤原能通(よしみち)の子。藤原義忠(のりただ)に師事し,治安(じあん)3年(1023)文章得業生(もんじょうとくごうしょう)。のち文章博士,大学頭(かみ)となるが,康平5年(1062)病により辞任。ときに従四位上。子の藤原成季(なりすえ)・季綱以下子孫から文章博士が輩出したため,南家家学の祖とあおがれた。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

藤原実範

生年:生没年不詳
平安後期の学者,漢詩人。能通の子。大学寮に学び,藤原義忠に師事。治安3(1023)年文章得業生となる。これが史料上の初見。対策に及第して蔵人,式部丞を経て,天喜1(1053)年文章博士となるが,康平5(1062)年10月,病気によって大学頭と文章博士を辞職。時に従四位上。間もなく没したか。『本朝続文粋』『本朝無題詩』『中右記部類紙背漢詩』などに二十余首の詩文が残る。子の成季,季綱以下の子孫に多くの文章博士を輩出し,彼らが文章道の有力な氏族として南家藤原氏を形成していったので,実範はその始祖として仰がれた。

(後藤昭雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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