藤原成季(読み)ふじわらの なりすえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原成季」の解説

藤原成季 ふじわらの-なりすえ

?-? 平安時代中期-後期官吏,漢詩人。
藤原実範(さねのり)の子。応徳3年(1086)文章(もんじょう)博士となり,筑前(ちくぜん)(福岡県)の国守などを歴任。「中右記部類紙背漢詩集」「朝野群載」などに詩や文章がある。嘉承(かじょう)2年80歳ぐらいで出家した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android