藤渡戸村(読み)ふじわたどむら

日本歴史地名大系 「藤渡戸村」の解説

藤渡戸村
ふじわたどむら

[現在地名]金成町藤渡戸

はた村の北、金流きんりゆう川上流の両岸に立地し、耕地はその両岸に広がる。北は片馬合かたませ村、東は末野すえの村。同川は藤渡戸川ともよばれ、同川を南北に渡る渡口の意から村名が由来したものか。正保郷帳に田二九貫三一七文・畑二貫九八二文とあり、小松山と注される。「安永風土記」によれば、田五〇貫三九四文・畑四貫三三九文で、蔵入一貫七四七文のほかは給所。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android