両岸(読み)リョウガン

精選版 日本国語大辞典 「両岸」の意味・読み・例文・類語

りょう‐がんリャウ‥【両岸】

  1. 〘 名詞 〙 川などの両方の岸。りょうぎし。
    1. [初出の実例]「寒江春暁片雲晴、両岸花飛夜更明」(出典:経国集(827)一四・漁歌五首〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔李白‐早発白帝城詩〕

りょう‐ぎしリャウ‥【両岸】

  1. 〘 名詞 〙りょうがん(両岸)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「両岸」の読み・字形・画数・意味

【両岸】りよう(りやう)がん

川の両岸。清・王士禎橋にて内(妻)に寄す、二首、一〕詩 橋の兩岸、千條の柳 り盡す、東西、水を渡るの人

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