藤田所三郎(読み)ふじた しょさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤田所三郎」の解説

藤田所三郎 ふじた-しょさぶろう

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者
初代藤田小平次の門下延宝-元禄(げんろく)(1673-1704)のころ江戸で活躍した半道方(はんどうがた)の名手敵役,拍子事にもすぐれた。達磨(だるま)を演じて好評をえたため,だるま所三郎とよばれ芸名にももちいた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む