日本歴史地名大系 「藤里新田」の解説 藤里新田ふじさとしんでん 三重県:桑名郡木曾岬村藤里新田[現在地名]木曾岬村源緑輪中(げんろくわじゆう)東は鍋田(なべた)川河口に面し、南は稲賀(いなが)新田に接する。もと藤波(ふじなみ)新田といった。文政七年(一八二四)尾張津島の堀田理右衛門が開発、同八年上藤里(かみふじさと)、同一二年下藤里に入植。天保六年(一八三五)・同九年の二回にわたり大暴風雨で堤防が決壊、このために翌一〇年藤波新田を藤里新田と改称した(木曾岬村史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報