藪原村(読み)やぶはらむら

日本歴史地名大系 「藪原村」の解説

藪原村
やぶはらむら

[現在地名]木祖村大字藪原

藪原は永禄一一年(一五六八)の相州文書には「屋不原」、貞享二年(一六八五)木曾路を通った貝原益軒の「岐蘇路之記」には「藪原」とあり、「甲陽軍鑑」には「屋護原」、文化二年(一八〇五)の「木曾路名所図会」も「藪原やごはら」とあって「ヤブハラ」「ヤゴハラ」の両様のよび方をしているが、現在ではヤブハラとよび、木祖村の中心集落である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android