藪原村(読み)やぶはらむら

日本歴史地名大系 「藪原村」の解説

藪原村
やぶはらむら

[現在地名]木祖村大字藪原

藪原は永禄一一年(一五六八)の相州文書には「屋不原」、貞享二年(一六八五)木曾路を通った貝原益軒の「岐蘇路之記」には「藪原」とあり、「甲陽軍鑑」には「屋護原」、文化二年(一八〇五)の「木曾路名所図会」も「藪原やごはら」とあって「ヤブハラ」「ヤゴハラ」の両様のよび方をしているが、現在ではヤブハラとよび、木祖村の中心集落である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android