木曾義昌(読み)きそ よしまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木曾義昌」の解説

木曾義昌 きそ-よしまさ

1540-1595 戦国-織豊時代の武将
天文(てんぶん)9年生まれ。木曾義利(よしとし)の父。信濃(しなの)(長野県)木曾豪族武田信玄にくだり,その娘(真竜院)と結婚。武田勝頼の代に織田信長に内通し,天正(てんしょう)10年勝頼を鳥居峠撃退徳川家康,豊臣秀吉主君をかえ,18年ふたたび家康の傘下にはいり,木曾から下総(しもうさ)蘆戸(あじと)(千葉県)にうつされた。文禄(ぶんろく)4年3月17日死去。56歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の木曾義昌の言及

【木曾川】より

…また63年(正平18∥貞治2)内宮仮遷宮以来,木曾から両宮造営用材が伐り出され,東山山荘(銀閣)などの造営に木曾材が用いられたりしたのは,いずれも木曾川運材によるものであった。豊臣秀吉は,木曾を直轄地とし,木曾義昌を代官に用いて木曾と木曾川を支配させ,方広寺大仏殿などの用材を伐り出させた。徳川家康もこれに着目し,側近大久保長安が義昌の旧臣山村甚兵衛を代官として,木曾と木曾川を支配させ,木曾川流域の要地も直轄地として押さえ,木曾材を採出した。…

※「木曾義昌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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