藻臥束鮒(読み)もふしつかふな

精選版 日本国語大辞典 「藻臥束鮒」の意味・読み・例文・類語

もふし‐つかふな【藻臥束鮒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もぶしつかぶな」とも。「つか」は一束で手でつかんだほどの長さ ) 藻の中に潜んでいる小鮒。もふしおぶな。
    1. [初出の実例]「沖辺(おきへ)行き辺(へ)に行き今や妹がため吾が漁(すなど)れる藻臥束鮒(もふしつかふな)」(出典万葉集(8C後)四・六二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む