デジタル大辞泉 「沖辺」の意味・読み・例文・類語 おき‐へ【沖▽辺/沖▽方】 《「おきべ」とも》沖のほう。沖のあたり。「―より潮満ち来らし可良からの浦に」〈万・三六四二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「沖辺」の意味・読み・例文・類語 おき‐へ【沖辺】 〘 名詞 〙① ( 「へ」は近辺の意 ) 海岸から見て、海の遠くと近く。沖と岸べ。[初出の実例]「おきへにもよらぬたまもの浪のうへにみだれてのみや恋ひわたりなん〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋一・五三二)② ⇒おきべ(沖方) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例