蘆城駅家(読み)あしきのうまや

日本歴史地名大系 「蘆城駅家」の解説

蘆城駅家
あしきのうまや

「万葉集」にみえる駅。同書巻四には神亀五年(七二八)大宰少弐石川足人が遷任された際「蘆城駅家」で餞に詠まれた歌三首、天平二年(七三〇)一一月に大宰帥大伴旅人は大納言に任じられ、上京を前に大宰府の官人たちが「蘆城駅家」で餞宴を催し詠んだ歌四首が収められている。旅人自身は大宰府路・山陽道を経て帰京していることから蘆城駅家は送別の場として使用されていたことがわかる。また同書巻八には大宰府の諸卿大夫と官人たちが蘆城駅家で宴を催した際に詠んだ歌なども収録されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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