虎と見て射る矢の石に立つ(読み)とらとみているやのいしにたつ

精選版 日本国語大辞典 の解説

とら【虎】 と 見(み)て射(い)る矢(や)の石(いし)に立(た)

  1. ( 「漢書‐李広伝」に「広出猟、見草中石、以為虎而射之、中石没矢、視之石也、他日射之、終不入矣」という故事から ) 一念をこめて行なえば何事もなし得るというたとえ。一念岩をも徹(とお)す。
    1. [初出の実例]「とらと見ている矢のいしにたつものをなどわがこひのとほらざるべき」(出典:曾我物語(南北朝頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む