デジタル大辞泉 「一念」の意味・読み・例文・類語
いち‐ねん【一念】
2 ふと思うこと。
「―なりとも悔ゆる心を
3 仏語。
㋐非常に短い時間。瞬間。
「ただ今の―、空しく過ぐる事を」〈徒然・一〇八〉
㋑一度の念仏。仏の救済を信じて唱えた一声の念仏。
「臨終の―は百年の業に勝る」〈往生要集・中〉
[類語]ひたすら・いちず・ひたむき・一筋・ただ・ただただ・専一・ひとえに・一心・一路・一散・一目散・一直線・一本槍・一点張り・一辺倒・一意専心・営営・せっせ・遮二無二・無二無三・がむしゃら・一心不乱・脇目も振らず・まっしぐら・しゃかりき・しゃにむに・無心・粉骨砕身・無我夢中・熱中・夢中・直線的・専心・専念・没入・没頭・没我・傾注・傾倒・猪突猛進・ストレート・我を忘れる・