虎渓(読み)コケイ

デジタル大辞泉 「虎渓」の意味・読み・例文・類語

こけい【虎渓】

中国江西省の廬山ろざんにある川。

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精選版 日本国語大辞典 「虎渓」の意味・読み・例文・類語

こ‐けい【虎渓】

  1. 中国、江西省九江の南方廬山(ろざん)にある川。慧遠法師の虎渓三笑(こけいさんしょう)故事場所として名高い。

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普及版 字通 「虎渓」の読み・字形・画数・意味

【虎渓】こけい

廬山の渓名。〔廬山記、二〕泉、寺を匝(めぐ)り、下りて虎溪に入る。~陶元亮(潜)、栗里山南に居る。陸修靜も亦たの士なり。(慧)師、嘗(かつ)て此の二人をり、~覺えず之れを(よぎ)り、因りて相ひ與(とも)に大いに笑ふ。今、世に傳ふる三笑の圖は、蓋(けだ)し此(ここ)にりしならん。

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