虚仮る(読み)こける

精選版 日本国語大辞典 「虚仮る」の意味・読み・例文・類語

こ・ける【虚仮】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 ( 「こけ(虚仮)」の動詞化 ) ばかげている。おろかである。浅薄である。
    1. [初出の実例]「文章を見たれば、こけた籠(ろう)まふりのひきのやうに有ったぞ。あの様のこけた事を知(しり)たかと云て」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 文章 しり

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android