蚊の涙(読み)カノナミダ

デジタル大辞泉 「蚊の涙」の意味・読み・例文・類語

なみだ

わずかな分量のたとえ。すずめの涙。

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精選版 日本国語大辞典 「蚊の涙」の意味・読み・例文・類語

か【蚊】 の 涙(なみだ)

  1. きわめて分量の少ないたとえ。雀(すずめ)の涙。
    1. [初出の実例]「頼にした酒は一思に無いより蚊の涙ほど有るだけに腹が立つ」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

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