蚕包(読み)かいこぐるみ

精選版 日本国語大辞典 「蚕包」の意味・読み・例文・類語

かいこ‐ぐるみ かひこ‥【蚕包】

〘名〙 (「かいこ」は絹の意。絹でつつむ意から) 絹物ばかり着て暮らすこと。ぜいたくな暮らしをいう。おかいこぐるみ。
※黄金部落(1947‐48)〈火野葦平〉後「貧乏暮らしに倦(あ)いて蚕ぐるみにされる高原の方へ浅墓な心がなびいたのではないか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android