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蚩蚩(読み)しし

精選版 日本国語大辞典 「蚩蚩」の意味・読み・例文・類語

し‐し【蚩蚩】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 丁寧でへりくだるさま。〔詩経‐衛風・氓〕
  3. おろかなさま。
    1. [初出の実例]「其余蚩蚩媚時目、心手雖至気索然」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)六・織田士猛篆刻歌)
    2. 「然り而して、蚩々の細民なほ旧慣を固守し」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉序)
  4. 乱れたさま。〔法言重黎

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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普及版 字通 「蚩蚩」の読み・字形・画数・意味

【蚩蚩】しし

おろかで乱れる。梁・劉峻〔広絶交論〕是(ここ)に於て素盡きて利興り、天下蚩蚩として、鳥のごとくき、雷のごとく(おどろ)く。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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