コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

重黎 ちょうれい Chóng Lí

1件 の用語解説(重黎の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ちょうれい【重黎 Chóng Lí】

中国の開闢(かいびやく)説話にみえる神。《山海経(せんがいきよう)》大荒西経に,帝が重と黎とに命じて天地を隔てさせたことがみえ,《書経》呂刑(りよけい)では蚩尤(しゆう)が乱を作(お)こし,苗(びよう)民が虐を為すので,重黎に命じて天地を隔絶させたとする。〈呂刑〉は姜(きよう)姓と苗民との闘争を経典化したものであるが,重黎は楚の先公としてその世系にみえ,当時の楚の役割を示す説話であろう。《国語》楚語にも,民と神とを分かつためであったとしている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の重黎の言及

【中国神話】より

…姜姓四国は嶽神伯夷の子孫であるが,苗民が帝意に従わず,帝が伯夷に命じて刑典を作らせた次第をしるす。苗民が虐をなして神と人との世界が乱れ,帝は重黎に命じて天地を隔絶させるという天地開闢の説話がそこに語られるが,重黎は楚の祖先神とされるものである。すると羌・苗の闘争に,楚が介入したことが考えられよう。…

※「重黎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

重黎の関連キーワード開闢玉海愚公翠微天地開闢あまみきゅ買控える櫛明玉神壬生良門妙達

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone