蛇卵(読み)ジャダマ

デジタル大辞泉 「蛇卵」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐だま【蛇卵】

チオシアン酸水銀を固めたもの。点火すると分解して容積を増し、炎と煙の中から褐色の灰が蛇のようにうねり出てくる。「ファラオの蛇」ともよばれ、花火に利用される。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「蛇卵」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐だま【蛇卵】

  1. 〘 名詞 〙 チオシアン酸第二水銀 Hg (SCN)2 を小さな錠剤状に固めたもの。点火すると分解して著しく容積を増大し、ちょうどヘビがうねるように黒褐色紐状になって伸び出すため、「ファラオの蛇」とも呼ばれた。花火に利用する。

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