蛇目菊(読み)じゃのめぎく

精選版 日本国語大辞典 「蛇目菊」の意味・読み・例文・類語

じゃのめ‐ぎく【蛇目菊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キク科の一年草。メキシコ原産で、日本には明治二〇年(一八八七)に渡来し、花壇や鉢物にする。高さ二〇センチメートルぐらい。葉は対生し、卵状披針形で長さ二センチメートルぐらい。夏から秋にかけて枝先に径二センチメートルぐらいの頭花を単生する。頭花の周辺の舌状花は橙黄色、中心の管状花は暗紫色または帯黒色。〔日本植物名彙(1884)〕
  3. キク科の一年草。南アフリカ原産で、日本には昭和一〇年(一九三五)頃移入され、花壇や切花用に栽培される。茎は中空で高さ六〇~一〇〇センチメートル。四~五月、径約一五センチメートルの鮮黄色の頭花を開く。園芸種も多数あり、クリーム、黄、橙などの花色がある。ケープデージー。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蛇目菊」の解説

蛇目菊 (ジャノメギク)

植物。ハルシャギクの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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