蛇目蝶(読み)じゃのめちょう

精選版 日本国語大辞典 「蛇目蝶」の意味・読み・例文・類語

じゃのめ‐ちょう‥テフ【蛇目蝶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ジャノメチョウ科に属するチョウの総称。一般に、はねは地味な茶色系で、眼状紋を有する。多くは林間などの薄暗い場所を好む。ジャノメチョウ、ヒカゲチョウ、クロヒカゲなど。日本に三〇種いる。《 季語・春 》
  3. ジャノメチョウ科のチョウ。はねを開くと、雌は約七センチメートル、雄は小さく約四センチメートル。雄は黒褐色、雌は暗灰褐色で、それぞれの前ばねに二個、うしろばねに一個の蛇の目状の眼状紋がある。夏に発生し、花や樹液に集まる。各地の草地にふつうにみられる。日本全土、朝鮮、中国などに分布する。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蛇目蝶」の解説

蛇目蝶 (ジャノメチョウ)

学名Minois dryas bipunctatus
動物。ジャノメチョウ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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