ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒカゲチョウ」の意味・わかりやすい解説
ヒカゲチョウ
Lethe sicelis
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昆虫綱鱗翅(りんし)目ジャノメチョウ科に属するチョウ。ナミヒカゲともいう。現在の知見では本州、四国、九州のみに分布する日本の特産種。東京付近(関東平地)や京阪神地方の平地から低山地には普通であるが(これら地域ではクロヒカゲは産しないか、あるいは少ない)、全国的にみればクロヒカゲよりその分布域は狭い。はねの開張50~60ミリメートル程度。はねの表は茶褐色、後ろばねの亜外縁に裏面の眼状紋が透視されるほか、目だつ斑紋(はんもん)はないが、裏面では亜外縁の眼状紋や条紋が目だつ。年2回の発生、第1化は5、6月から、第2化は8月から発生する。幼虫の食草は各種のササ・タケの類(イネ科植物)である。
[白水 隆]
世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...
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